警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
警察官と拳銃
【治安うんちく】
11日、名古屋市で警察官が刃物を持って向かってきた男に拳銃を発砲して制圧する事件があった。「取り壊し前の建物に人がいて火を使っている」の通報で駆け付けた警察官を50センチぐらいの刃物で襲って来たもので、警察官は「刃物を捨てなさい」の警告後に発砲。男の下腹部に命中して病院に収容されたが、命に別状はないという。
警察官の拳銃使用―当然のことだが事例はいっぱいある。それほど〝悪化〟しているのだ。
近年だけでみても、例えば平成17年9月には、香川県丸亀市のコンビニ付近で不審者通報があり、警察官が駆け付けると包丁で襲ってきたため、2発を発射。1発が男の横腹に命中したが命には別状はなかった。
同19年11月には京都市山梨区のコンビニに強盗が入り、店員を切りつけて逃走。かけつけた警察官にも刃物で切りつけてきたため、別の警察官が発砲して制圧。男は搬送先の病院で死亡。
同30年5月には熊本市で「包丁で顔を切られた」の通報で駆け付けた警察官を、持っていた刃物で襲いかかってきたため5発を発射。4発が男に命中し搬送先の病院で死亡している。
その他にも次のような事件が起きてる。
★秋田県能代市で検問を突破した車への発砲
★山形県上山市で逃走する盗難車両への発砲
★東京都葛飾区の刃物を持った男への発砲
★愛知県名古屋市での不審車両への発砲
★岐阜県各務原市で逃走した強盗への発砲
★福井県小浜市の包丁を持っていた男への発砲
★京都府京都市北区の刃物を持った男への発砲
あげればきりがないが忘れられない事件がある。平成13年には東京・三軒茶屋で、110番で駆け付けた警察官が刃物で刺されて死亡する事件があった。そして、令和に入って大阪府吹田市の交番が襲われ警察官の拳銃が奪われた事件。
この事件では「交番の警察官に拳銃は必要ないのでは…」なんていう論者もいたが、平和ボケも甚だしい。もっと自由に使わせろ!いちいち「正当な行為だった」などの幹部談話なんか必要ない。
三軒茶屋の事件の時は国家公安委員長から意見を求められ、「自主判断による自由な使用」の意見を述べた。そして大臣は、「自由に使用できるように」と国家公安委員会規則として「警察官拳銃警棒等使用及び取り扱い規範」を制定、運用されている。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【特殊詐欺に注意】
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https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0411/ym_210411_3491467479.html
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