黒川元検事長を略式起訴 賭けマージャン再捜査（１８日）共同

東京高検の黒川弘務元検事長（64）が在職中に知人の新聞記者ら3人と賭けマージャンをした問題で、東京地検特捜部は18日、賭博罪で黒川氏を略式起訴した。特捜部は昨年7月、不起訴処分（起訴猶予）としたが、検察審査会の「起訴相当」の議決を受けて再捜査した結果、判断を一転させた。検審で「不起訴不当」だった3人は改めて不起訴とした。
　特捜部は当初の捜査で、賭博罪の成立を認定した上で検事長を辞職したことなどを考慮した。だが東京第6検察審査会は昨年12月、「検事長の職にあり、刑事罰の対象となる違法行為を自制し、抑止すべき立場にあった」として起訴相当と議決した。
https://this.kiji.is/745089092329160704?c=39546741839462401