警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（３０、３１日　単位・レベル）
重要窃盗犯の検挙率がアップ
【治安うんちく】
 　新型コロナウイルス感染の拡大は犯罪にも影響が及んでいる。中でも在宅が多くなったことによる「訪問盗」や宅配サービスを利用した「置き配盗」などはそれだ。
　警視庁は、電気工事の業者を装って都内の高齢者の家を訪れて現金を盗んだなどとして、５３歳の男ら３人を逮捕したが、この手口が「訪問盗」。今、都内で相次いでおり、男らがおよそ１０の事件に関わった疑いがあるとみている。
　こうした窃盗犯―今年に入り認知件数は減少傾向にあるのに検挙率がアップし、検挙人員が増えている。
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　警察庁によると令和３年２月現在の重要窃盗犯の認知件数は７２８７件で前年同期より２９８０件の減少。
　ところが検挙率は同３３．６ポイントもアップして７３．３㌫もあった。この結果、検挙人員も１５５人増えて１０２８人だった。
　中でも侵入盗は１２０人増の８１６人。自動車盗は６２人増の１３８人。うち少年は１０人増の２３人もあった。
　検挙率アップの中でも自動車盗はなんと６３．７ポイントもアップして８９．９㌫と高くなっている。
　検挙率のランキングは島根の４１６．７㌫、岩手の３１０．０㌫、長崎の２８２．４㌫、東京の１７３．３㌫、山梨の１４７．５㌫と続く。
　低かったのは富山の２４．０㌫、千葉の２５．９㌫、愛知の３７．９㌫、栃木の４４．５㌫、大阪と京都の各４４．６㌫など。
　警視庁はメールでも訪問盗や置き配盗に注意を呼びかけている。
　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【特殊詐欺に注意】
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