同級生に捜査情報漏洩、兵庫県警、灘署刑事2課長を書類送検 (26日)産経
知人男性に捜査情報を漏洩(ろうえい)したとして、兵庫県警は26日、灘署刑事2課長を務める50代の男性警部を、地方公務員法違反容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、警部を停職3カ月の懲戒処分にした。
捜査関係者によると、警部は、高校の同級生で同和関連団体の県本部の幹部だった男性=当時(59)=に対し、詐欺罪で起訴されている同じ県本部の元会長の男(59)に関する捜査情報を漏洩していたという。
元会長は、インドネシアでの金の取引事業への投資名目で現金計5千万円をだまし取ったとして、昨年10月、県警に詐欺容疑で逮捕され、同罪で複数回起訴されている。出資者の中には県本部の関係者もいたとされ、漏洩を受けた男性幹部が被害状況の取りまとめを行っていたという。
男性幹部は昨年12月以降、複数人と共謀して元会長の自宅に侵入し物品を盗んだり、元会長の妻(41)から現金約150万円を脅し取ったなどとして奈良県警に逮捕されたが、いずれの容疑も不起訴処分となっている。
奈良県警の捜査過程で、男性幹部と警部の接点が浮上。兵庫県警はこれまで、情報漏洩の経緯や見返りがなかったかについて、警部と男性幹部から任意で事情を聴いていたが、男性幹部は捜査中に自殺した。
警部は警察署を中心に知能犯捜査での勤務歴が長く、部下からの人望も厚い評判の警察官だった。
https://www.sankei.com/affairs/news/210326/afr2103260008-n1.html
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