女子中学生が自殺、いじめ 学校側は相手生徒を指導せず（１６日）TBS

名古屋の市立中学校の女子生徒が今月９日に自殺していたことが分かりました。生徒は担任にいじめの相談をしていましたが、仕返しが怖いと訴えたため、学校側は相手生徒に指導していませんでした。
　「ＳＮＳ上で嫌がらせを受けていると、いじめに関する相談を受けていました」（名古屋市教委の会見）
　名古屋市教育委員会によりますと、名古屋市立中学校の１年生の女子生徒が今月９日の午後７時ごろ、下校した後に自殺を図り、病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。女子生徒や母親は去年３度にわたり、ＳＮＳのＬＩＮＥグループで悪口を書かれるなどの「嫌がらせを受けている」と担任に相談していましたが、「仕返しが怖いので指導してほしくない」と生徒が言ったため指導はせず、経過を見守っていたということです。
　「大変悲しいこと。根本的に学校のあり方や、先生の考え方を変えていかないと」（名古屋市 河村たかし市長）
Ｑ．相手生徒に指導しなかったのは？
　「それが事実だとしたら、よくない」（名古屋市 河村たかし市長）
　市の教育委員会は、第三者委員会でいじめの調査をする方針で、学校は１６日、保護者への説明会を開く予定です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4222836.html