介護疲れで寝たきりの姉を殺害か ８２歳の妹を逮捕（２１日）TBS

東京・北区にある集合住宅で姉を殺害したとして、同居する８２歳の妹が逮捕されました。「介護に疲れて手にかけた」と供述しているということです。
　２０日午前８時半すぎ、北区赤羽台にある集合住宅で、「寝たきりの姉を手にかけた」と１１０番通報がありました。警察官が駆け付けると、室内のベッドの上で８０代の女性が心肺停止の状態で見つかり、その後、搬送先の病院で死亡しました。
　警視庁は、同居する玉置キヌエ容疑者（８２）を、殺人の疑いで逮捕しました。警視庁によりますと、亡くなった女性は顔にウエットティッシュがかけられた状態だったということで、玉置容疑者は「濡れティッシュを口のあたりにかけて、手で押さえた」と供述しているということです。
　取り調べに対し、「２人とも年金暮らしで生活が苦しかった」「介護に疲れて手にかけた」と容疑を認めているということで、亡くなったのは８４歳の姉とみて、身元の確認を急ぐとともに、事件の経緯を詳しく調べています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4226840.html