警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
家庭の放任主義がいけない
家庭の放任主義がいけない
【治安うんちく】
なんと大阪府内に住む18歳の男子高校生が、刃渡り13センチの小刀を持って交番を訪れ、警察官(35)に突きつけたという。「拾得物を届けに来た」と訪れたもので、警察官は拳銃を向けて刃物を捨てるよう警告すると従い、双方にケガもなく逮捕された。
「警察官を殺してでも拳銃を奪おうとした」と容疑を認めている。
なんでこうも簡単に非行に走ってしまうのか…警察庁にこんな統計がある。
少年の非行時の保護者の態度を調査したものだ。
それによると令和元年に全国で刑法犯で検挙された少年は1万9914人。このうち、両親の放任主義が要因となったのが8641人。母親が5153人、父親が3488人。
もちろんダブっているが、次に多いのは母親の溺愛が663人。これに母親の過干渉の363人、父親の溺愛の246人、母親の気紛れの224人、父親の過干渉の165人と続く。
殺人や強盗の凶悪犯では最多が母親の放任で185人、次いで父親の放任の148人と圧倒的に「放任」なのである。
一方、年齢別では15歳も16歳のいずれも母親の放任が最多で父親の放任がこれに続いている。
と言うことは家庭における「放任主義」が非行少年を生む大きな要因のようだ。勿論、これに溺愛や過干渉、気紛れなども加わったメチャメチャな家庭もあるだろう。
放置してもだめだし干渉し過ぎてもだめとなれば、どうすれば良いのか…バランスが問題なのだろう。全体の4割は「放任」であることは確かなようだ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【事件】22日、富山市飯野の路上で、「刺してやろうか」と刃物を持って警察官を襲った38歳の男が射殺された。拳銃は躊躇することなく使用すること。高校生が現職の警察官から拳銃を奪おうとするなど、とんでもないことであり、積極使用が抑止になるのだ。
【特殊詐欺に注意】
★愛知の給付金詐取、中心的役割か 総務副大臣の元スタッフ(22日)共同
https://this.kiji.is/746525614850867200?c=39546741839462401
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