警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日 単位・レベル)
少年の詐欺犯検挙者増える
【治安うんちく】
大麻所持容疑で中学生逮捕 京都府警(1日)時事
このニュースには驚いた。
自宅で大麻草を所持したとして、大麻取締法違反(所持)容疑で同府福知山市の男子中学生(14)が京都府警に現行犯逮捕された。
今年に入り少年の検挙者数が増えている。
なんと、新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、神奈川県茅ヶ崎市の無職の少年(19)と会社員の男(20)が神奈川県警に逮捕された。2人は知人で仲間に給付金詐欺の手口を指南していたとみられるという。
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警察庁によると令和3年1月に刑法犯で検挙された少年は1097人で、前年より54人増えている。
知能犯での検挙は24人増の57人だが、このうち約9割の53人はなんと詐欺で前年より23人も増えている。
増加したと言えば窃盗犯。42人も増えて569人。このうち最も多かったのは乗り物盗で206人。前年よりなんと79人も増えている。但し非侵入盗は34人も減っている。
一方、昨年1年間に刑法犯の罪種別で検挙者が最も増えたのが強盗で、72人増の323人もあったが、今年に入っても勢いは衰えず、前年より2人増の20人だった。過去5年間では令和元年の23人に次いで2番目に多い。
但し、凶悪犯の殺人は前年より7人も減って1人。強制わいせつは3人減の14人だったのがせめてもの救いか…
その他では放火による検挙は0人で略取誘拐・人身売買は2人。
2017年には22人もいたひったくりは激減してわずか3人に止まった。
少年犯罪を全体的に見て凶悪化というよりは金銭にまつわる検挙者が増えているように思える。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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