北陸3県の高速道1年間死亡事故ゼロ 2020年、コロナ自粛など影響し初めて(4日)共同
北陸3県(福井、石川、富山)の高速道路での交通死亡事故が2020年は0件だったことが2月3日、中部管区警察局のまとめで分かった。3県で高速道路が開通した1973年以降初めてで、福井県内区間の死者ゼロは2002年以来。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で交通量が減ったことや、道路設備の充実などが影響したとみられ、総事故件数も過去5年で最少の1347件だった。
3県の県警高速隊が管轄する高速道路は計443・8キロ。中部管区警察局によると、20年の3県合計の人身事故は25件(前年比34件減)。死者は0人(7人減)、負傷者は30人(55人減)。物損事故は1322件(181件減)だった。
同警察局は「あおり運転を厳罰化した法改正などによる利用者の意識向上のほか、啓発活動や道路設備対策の充実が奏功した」と分析。中部縦貫自動車道など片側1車線の道路で対向車線への飛び出しを防ぐため、中央分離帯のラバーポールをワイヤロープ方式の防護柵に順次切り替えており、19年に5件あった正面衝突事故は20年はなかった。
福井県警高速隊によると、20年の県内高速道の人身事故は10件、負傷者14人、物損事故592件で、いずれも過去10年で最少。担当者は「交通量の減少はスピードを出しやすい環境ともいえる。速度超過は重大事故にもつながるので、車間距離を保つなど安全運転を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1254429
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