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2021年2月 8日 (月)

顔色、反応に要注意 「家の中でも電話で」―自宅療養、周囲の心得・新型コロナ(8日)時事

新型コロナウイルスに感染後、入院できずに自宅療養を余儀なくされる人は多い。医療体制の逼迫(ひっぱく)が依然として深刻な上、小さな子どもや高齢者を抱え、在宅を選ばざるを得ない人もいるからだ。自宅で容体が急変し、重篤になるケースも目立つ中、家族ら周囲の人ができることを専門家に聞いた。
 厚生労働省などによると、自宅療養中に注意すべき緊急性の高い症状には、顔色が悪い▽唇が紫色▽呼吸数が増加▽ぼんやり、もうろうとしている―などがある。肺炎や血栓によって血液中の酸素濃度が低下した時などに起き、すぐに処置が必要だ。
 酸素濃度を指先の皮膚で測るパルスオキシメーターは、一部の自治体が貸し出すほか市販品も多い。浜松医科大の尾島俊之教授(公衆衛生学)は「顔色の悪さや反応の弱さは本人より周囲の人が気付きやすい。緊急性が高いと思ったら、救急車を呼んで構わない」と指摘。1人暮らしや同居人に頼れない場合は、親族や知人が1日に1回程度連絡を取り、「話し方や反応に異変がないか確認を」とアドバイスする。
 同居家族とは部屋を分け、可能な限り接触を避けるのが原則だ。使い捨て食器を利用し、入浴は最後にするなど注意事項を例示する「自宅療養者向けハンドブック」を作成した東京iCDC専門家ボード座長で、東北医科薬科大の賀来満夫特任教授(感染症学)は「会話を避け、スマホなどで体調をチェックする方法が有効。急変時に知らせる方法などをあらかじめ取り決めておくとスムーズ」と話す。
 賀来氏は、自宅療養はリスクも高く困難が伴うとした上で、「手助けをすること、求めることをちゅうちょしてしまうのが感染症の怖い点。心理的に孤立させないことが何よりも大事」と強調している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021020700276&g=soc

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