給付金計３億円詐取疑い４人逮捕（１１日）NHK

新型コロナの影響を受けた事業者に国から給付される持続化給付金をだまし取ったとして、大阪市の自営業の男ら４人が警察に逮捕されました。
警察は男をリーダーとするグループがあわせて３億円をだまし取ったとみて、実態解明を進めています。
逮捕されたのは、大阪・北区の自営業、平川誠容疑者（４３）ら男女４人です。
警察によりますと、４人は去年８月、兵庫県内に住む５０代の会社員の女性が個人事業主だといううその申請を行い、持続化給付金１００万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。
この女性は知人に誘われてうその申請をし、手数料として７０万円を渡したということですが、このうちの多くが４人に渡っていた疑いがあるということです。
警察は平川容疑者をリーダーとするグループが、２５０人以上に不正受給を持ちかけ、あわせておよそ３億円をだまし取ったとみて、実態解明を進めています。
警察の調べに対し、平川容疑者は「一切身に覚えがありません」などと供述し、容疑を否認しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210210/2000041139.html