警備員 疑い持つも通過させる、東電・柏崎刈羽の不正ID問題(9日)TBS
東京電力の柏崎刈羽原発で社員が別人のIDカードを使って発電所に入っていた問題で、警備員がゲートなどで不正を行った社員に疑いを持ち、さらには警報が出ていたにもかかわらず、この社員を通過させていたことが明らかになりました。
この問題は去年9月、新潟県にある柏崎刈羽原発で東京電力の社員が別人のIDカードを使って発電所の中央制御室に入っていたものです。
8日、非公開で行われた原子力規制委員会の臨時会議では、新たに3人の警備員が不正を行った社員に疑いを持ち、さらにゲートで警報が出ていたにもかかわらず制御室に通じるゲートを開けて社員を通していたこと、また、不正を行った社員は警備員の声かけに対し別の社員を名乗って通過していたことなどが報告されました。
原子力規制委員会は東京電力だけでは解決できない問題と判断し、安全上のリスクが3番目に大きい「白」とする暫定評価を決め、今後、再発防止策などについて追加検査を行います。
また、今回の不正は去年9月20日に発生し、東京電力は翌日の21日に原子力規制庁に報告していましたが、規制庁はことし1月19日まで更田委員長らに報告しませんでした。これについて規制庁の担当者は「定期報告でよいと思っていた。我々の判断が甘かった」とし、また当時、柏崎刈羽原発の再稼働に向けた保安規定の審査中だったことについては「故意に報告しなかったという認識はない」としています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4194049.html
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