交番で相談員が刃物で切りつけられる 男を殺人未遂容疑で逮捕（１２日）NHK

12日午前、埼玉県志木市の交番で65歳の相談員の男性が21歳の男に突然包丁で切りつけられました。男性はけがをしているものの命に別状はないということで、警察は殺人未遂の疑いで男を逮捕し、動機や詳しい状況を調べています。
警察によりますと12日午前11時ごろ、埼玉県志木市にある東武東上線の志木駅東口の交番で、65歳の相談員の男性が男に突然、包丁で数回、切りつけられたということです。
男性は腕に切り傷を負い病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
男は交番にいた警察官に殺人未遂の疑いでその場で逮捕されました。
逮捕されたのは埼玉県新座市の無職加藤耕太郎 容疑者（21）で、調べに対し「警察官を殺そうと思った」と供述しているということです。
これまでの調べで、加藤容疑者は落とし物をしたと装って交番を訪れ、相談員の男性がメモを取ろうと体の向きを変えたときにリュックサックの中から包丁を取り出して切りつけたということです。
警察は動機や詳しい状況を調べています。
 現場近くにいた40代の女性は、「マスクをつけた男の人が警察官に連れて行かれるのを見ました。現場では血だらけの人もいました。はじめは酔っ払いかと思ったので、びっくりしました」と話していました。
また、別の40代の女性は「腕に包帯を巻いた人が警察官に連れていかれましたが暴れる様子もなく落ち着いていました。小さい子どももこの辺りを通るのでとても怖いです」と話していました。
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