【速報】組事務所のマンション使用禁止 地裁判決(5日)共同
福岡県久留米市東町のマンションにある指定暴力団道仁会系大平組事務所について、県暴力追放運動推進(暴追)センターが、組長を相手取り、使用差し止めを求めた訴訟で、福岡地裁久留米支部は5日、「マンション住民の生命身体の危険は切迫し、平穏な生活を営む権利が侵害されている」として、使用禁止を命じる判決を言い渡した。
全国暴追センターによると、暴力団対策法に基づき国家公安委員会の認定を受けた都道府県暴追センター(適格団体)が住民に代わって原告となる「代理訴訟制度」で、判決が出たのは全国初。訴訟はこれまで全国で16件起こされ、広島と埼玉、神奈川、富山、兵庫の5件で暴力団側が住民側の主張を受け入れ和解するなどし、いずれも判決には至っていない。
岡田健裁判長は判決理由で「道仁会は今後も対立抗争を起こす可能性が高い。現在は事務所として使用していなくても再び使用される蓋然性がある」とした。
事務所を巡っては2019年2月、地裁支部が使用差し止めの仮処分を決定し、組員の立ち入りや会合が禁じられた。だが、撤去には至らず、県暴追センターが19年8月、正式な裁判を起こした。
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