警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日 単位・レベル)
特殊詐欺が減少
特殊詐欺が減少
【治安うんちく】
国民をターゲットにした特殊詐欺―警察当局は固定電話の利用停止などの対策を実施しているほかATMで携帯を使うと圏外になる電波妨害機の設置やAIが通話内容をリアルタイムで解析し警告メッセージを送信するなどの水際ストップ策も進めている。こうしたこともあって特殊詐欺は昨年から減少傾向に入っている。
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警察庁によると令和2年の特殊詐欺の認知件数は1万3526件で、被害額は277億8000万円。前年に比べて3325件、38億円のそれぞれ減少。
平成23年の件数7216件から同29年には1万8212件と過去10年で最悪を記録したが以降は年々減少し続けている。
手口別で認知件数の推移をみるとオレオレ詐欺は2264件で前年より4461件の減で過去10年間で最も少なかった。
架空請求詐欺は1997件で前年に比べて1536件の減。還付金詐欺は1806件で同569件の減。キュッシュカード詐欺盗も2833件で同944件も減るなど全体的に大幅に減少している。
但し、新たに登場して手口の預貯金詐欺は4118件もあり警察は警戒を呼びかけている。
特に預貯金詐欺は高齢者が被害に逢うことが多く、なかでも女性高齢者の認知件数は3400件もあり、高齢者被害の手口のなかで最も多くなっている。
さぁ~令和3年はどうなるか……
【手口】預貯金詐欺とは、親族や警察官、銀行協会職員などを装い、「あなたの口座が犯罪に利用されている」として、キャッシュカードや預金通帳をだましとる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【特殊詐欺】
【相談】コロナワクチン詐欺で無料相談 消費者庁、15日から
電話(0120)797188。午前10時~午後4時。土日祝日も相談できる。
★特殊詐欺の被害金横取り 指示役の男、容疑で逮捕(10日)産経
https://www.sankei.com/affairs/news/210210/afr2102100001-n1.html
★アポ電発生→警戒呼び掛け 福岡県警の新システムで偽電話詐欺を防止(9日)西日本
★給付金詐欺の手口指南か、19歳少年ら逮捕 (9日)産経
★給付金詐欺の疑いで3人を逮捕(7日)NHK
★特殊詐欺、狙われる固定電話 AIで対抗、診断アプリも(7日)朝日
★高齢女性からキャッシュカードだまし取った疑い 受け子役の男逮捕 (6日)TBS
★「コロナで働き先がなく帰郷代を貸して」寺から現金を十数回詐取(6日)TBS
★「ワクチン優先接種」かたる詐欺注意 不審電話相次ぐ(5日)日経
★「介護保険料の還付金がある」 福岡県筑後市でも市職員名乗る不審電話 (3日)西日本
★ランチパックで詐欺防止 メーカーと近畿6府県警が協力(2日)産経
★【SNSの罠】特殊詐欺 実行犯勧誘の男を詐欺容疑で逮捕 大阪(2日)産経
★給付金詐取を指南疑い 北海道の大学生逮捕 (2日)産経
★「介護保険料の還付金がある」 市職員かたる不審電話 福岡市早良区 (29日)西日本
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