警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
日本の誇りは「治安のよさ」
【治安うんちく】
依然として感染拡大が続くコロナ禍。重大事件なみに国民に与える不安感は大きい。新型コロナ登場前は平和だったのに…
ここに内閣府が令和2年1月に実施した社会意識に関する世論調査がある。
それによると現在の世相について「平和である」と答えた人は60.4㌫にのぼった。さらに「日本の誇り」を問うたのに対しての第1位は「治安のよさ」で56.4㌫。前年の平成31年2月調査より0.9ポイントアップしている。
複数回答になるが「美しい自然」の52.3㌫、「長い歴史と伝統」の48.9㌫、「国民の勤勉さ・才能」の37.8㌫などと続いた。
治安のよさの平成30年調査では57.7㌫あり、僅かだがダウンしている。
年間の推移をみるとひどかったのは平成17年の18㌫。同14年の26.9㌫から連続でダウンし、17年の数字は平成3年以降で最低だった。
その訳と言えば11年に神奈川県警の機動隊員のリンチ事件から始まり、12年の新潟県警の不作為が発生。堰を切ったように次々に不祥事があきらかになり、平成13年には検挙率が19.8㌫と20㌫を割り、14年には刑法犯認知軒数が285万件と日本警察史上最悪の時だった。
それに比べたら令和元年は刑法犯が14年の半数以下になり、数字治安が回復。国民にも安心を与えたこともあり、令和2年の数字となったのだろう。
それにしてもコロナ禍は止まることが見えないが、ここが正念場となるだろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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