麻酔科医2人を在宅起訴 業過致死罪で東京地検―東京女子医大2歳児死亡(27日)時事
東京女子医大病院(東京都新宿区)で2014年2月、手術を受けた2歳男児が死亡した事故で、東京地検は26日、治療に当たった小谷透医師(61)と福田聡史医師(39)の麻酔科医2人を業務上過失致死罪で在宅起訴した。地検は2人の認否について明らかにしていない。
麻酔科医6人書類送検 東京女子医大2歳児死亡―鎮静剤過剰投与の疑い・警視庁
警視庁が昨年10月、2人を含めた麻酔科医6人を書類送検していた。小谷医師は当時、同病院中央集中治療部の副運営部長として、人工呼吸器を着けて集中治療中の子供への使用が禁じられている鎮静剤「プロポフォール」の男児への投与を決めた。福田医師は男児の術後の容体管理などを担っていた。
地検は他の4人については不起訴(起訴猶予)とした。処分理由について「関与の経緯や結果に対する責任の度合いなどを考慮した」としている。
起訴状によると、小谷医師と福田医師は14年2月18~21日、首のリンパ管腫の手術を受け中央集中治療室(ICU)で術後管理中だった男児にプロポフォールを投与。男児に心電図の異常など容体の変化が出ているにもかかわらず投与を中止するなど業務上の注意義務を怠り、急性循環不全で死亡させたとされる。
同病院の外部調査報告書によると、男児へのプロポフォールの総投与量は成人許容量の2.7倍に上った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012600845&g=soc
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