祖母ら「後悔の念消えない」 小4女児虐待死から2年―千葉(24日)時事
千葉県野田市の自宅で小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が父親の勇一郎被告(43)から暴行を受け、死亡した事件から24日で2年となるのを前に、祖母らは「なぜ、あの時助けてあげられなかったのか。後悔の念が消えることはない」とするコメントを発表した。
祖母は、雪を見たことがなかった心愛さんと「冬になったら北海道に雪を見に行こう」と約束していたと振り返り、「葬儀の日は雪が舞っていた。あれから雪が降ると、心愛ちゃんが戻ってきてくれた気がする」とつづった。
心愛さんが通っていた市立二ツ塚小学校では23日、朝の会で全校児童約200人が黙とう。校舎内には花が供えられた。校長によると児童らは、心愛さんに対してそれぞれの思いを語り掛けているような様子だったという。
心愛さんは事件前、学校のアンケートに父親の暴力を訴え、児童相談所が一時保護していた。鈴木有市長は「二度とあのような事件が起こらないよう、引き続き市一丸となり、全力で再発防止に取り組んでいく」とのコメントを出した。
勇一郎被告の一審公判で千葉地裁は昨年3月、長期にわたる日常的な虐待の末に心愛さんを死亡させたとして、傷害致死などの六つの罪を全て認定。懲役16年の判決を言い渡した。同被告は控訴している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300387&g=soc
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