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2021年1月17日 (日)

2021年1月17日 (日)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
もっと使い勝ってを良くしろ
 【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20210117204801 Img_20201228_140228  平成16、7年ごろ、振り込め詐欺が猛威を振るいだしたころ、犯人達には犯行に利用する3つの武器があった。振り込ませる銀行口座、携帯や固定電話、そして被害者の名簿だ。このうち口座は銀行が約款に基づいて凍結して利用不能にできたが、携帯と名簿はなにもできなかった。
 ところが最近になってようやく固定電話が犯罪に利用されていることが分かれば利用停止にできることになったほか、犯行に利用されている電話には繰り返し架電して利用をできなくするなどの抑止策ができるようになった。
 犯罪と通信手段―は密接な関係にあり、通話を不能にできることは大変な武器なのだ。
 … … … … …
 組織犯罪捜査などの強力な捜査ツールとなっていた通信傍受に関する法律がある。制約が厳しいらしいが意外に効果があるようだ。
 警察庁報告の令和元年の状況をみると次のようになっている。
 最も利用されたのは覚醒剤の捜査。令状請求が16件で令状発布で実施されたのは16件。これで逮捕されたのは36人にものぼった。
 その他、殺人は2回請求の実施は2回で逮捕は4人。窃盗が4回請求の実施4回で逮捕は2人。強盗が4回請求で4回実施の逮捕は2人。ところが、詐欺は4回請求の4回実施だが逮捕は0人。
 前年の平成30年に傍受を実施して令和元年に逮捕したのは覚醒剤で35人、詐欺で9人逮捕している。
 聞くところによると傍受の立ち合いだとかスポット傍受など様々の制限があり、使い勝手の悪い法律らしい。
 人の命と財産を守るのに制限なんていらない。組織犯罪に限らず特殊詐欺にも気軽に利用できるようにすれば抑止力は増すのに……
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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