警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
時代は変わったものだ
時代は変わったものだ
【治安うんちく】
東京・世田谷区で一家4人が殺害されてから20年が過ぎた。未解決事件になっているが、昨年末の産経新聞によると、DNA鑑定から犯人の顔の特徴や皮膚の色などの容貌が推定できる可能性があるとして今、作業が進められているという。
犯罪捜査―変わったものですね。小欄が警視庁で捜査1課を担当していた昭和60年代。DNAなるものは聞いた事もなかった。
世界で初めて犯罪捜査に利用したのは1986(昭和61)年イギリス警察だというから、知るはずもなかった。しかも、日本で指紋なみにデータベース化されたのは平成16年だ。それが顔の形や皮膚の色まで推定できるというから恐ろしい。なるほど、殺人事件の検挙率が上がるわけだ。
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警察庁によると令和2年11月現在の殺人の認知件数は848件で前年同期より35件の減。ランキングは大阪の100件、東京の93件、愛知の72件、埼玉の69件、千葉と神奈川の49件と続く。たった1件だけだったのは福井、島根、徳島の3県。
一方、検挙率は99.9㌫と完璧に近い。ランキングは滋賀の233.3㌫、島根の200㌫、広島と長崎の各114、3㌫、岩手の125㌫など100㌫超えが29県もあった。 低かったのは高知の50㌫、佐賀の60㌫、群馬の72.7㌫、大分の80㌫、福島の85.7㌫など。80㌫で低いほうだというから大変なものだ。
昭和元年からの認知件数利用の推移をみると最も少なかったのは20年で919件。昭和60年が1780件で61年が1679件、62年が1584件、63年が1441件と続く。時代が変わり平成に入ると最も多かったのは15年の1452件、最も少なかったのは28年の895件。さぁ、令和3年はどうなるのだろうか…
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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