奈良の養鶏場で鳥インフル 高病原性か、殺処分へ（６日）日経

奈良県は6日、同県五條市の養鶏場で多くの鶏の死骸が見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。高病原性の疑いがあり、国が判断を確定させるための検査を行う。県内での感染確認は今年に入って初めて。6日午前に殺処分を開始する。
県によると5日朝、鶏が複数死んでいるのが見つかり、養鶏場の関係者が県に通報した。死んでいた30羽のうち11羽を現場で簡易検査したところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。その後のPCR検査で感染が確定した。
養鶏場では約8万3千羽の採卵用の鶏を飼育しており、全て殺処分の対象となる。周囲3キロ圏内に養鶏場はないという。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO67058680W0A201C2000000