日産ゴーン元会長逃亡から1年 逮捕状も日本に戻るめど立たず(31日)NHK
日産自動車元会長カルロス・ゴーン容疑者の中東レバノンへの逃亡が明らかになってから31日で1年です。国内では、元会長が金融商品取引法違反の罪に問われている事件の裁判が始まりましたが、元会長本人が日本に戻るめどは無く、東京地方検察庁は、日本で裁判を受けさせるために関係機関と連携し、できるかぎりの措置を取りたいとしています。
日産自動車元会長のゴーン容疑者(66)は、保釈中で海外への渡航が禁止されていた1年前の12月31日、声明を発表し、中東のレバノンに逃亡したことを明らかにしました。
ゴーン元会長はICPO=国際刑事警察機構から国際手配され、東京地検特捜部は、関西空港からプライベートジェットで不正に出国した疑いで逮捕状を取っていますが、日本に戻るめどは立っていません。
アメリカでは、逃亡を手助けした疑いで2020年5月、アメリカ軍特殊部隊の元隊員マイケル・テイラー容疑者(60)と息子のピーター・テイラー容疑者(27)の身柄が拘束され、アメリカ国務省は10月、日本への引き渡しを認めました。弁護側が異議を申し立て移送の時期は不透明になっていますが、特捜部は今後移送されしだい2人を逮捕し、逃走の経緯について全容解明を進めるものとみられます。
国内では、ゴーン元会長がみずからの報酬を有価証券報告書に91億円余り少なく記載したとされる事件の裁判が2020年9月から東京地方裁判所で始まりましたが、審理は元会長不在のまま進められています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201231/k10012791251000.html
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