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2020年12月17日 (木)

男性看護師が精神疾患の入院患者に暴力 「殴られそうに」と虚偽報告も 病院が謝罪(17日)共同

京都府立洛南病院(宇治市五ケ庄)は17日、12月上旬に60代男性看護師が精神疾患のある入院患者に対して足を複数回けり、襟首をつかんで揺さぶったりベッドに押さえつけたりする暴力を行っていたと発表した。看護師は主治医に「患者から殴られそうになった」と虚偽の報告を行い、患者は個室に鍵をかける閉鎖処遇を1日間続けられた。
 同病院によると、12月10日午後3時半ごろ、男性看護師は患者のナースコールで病室を訪れ、大声で名前を呼ばれた際、ベッドに座った患者の足を3回けったほか、襟首をつかんで前後に3~4回揺さぶり、ベッドに上半身を倒して20秒ほど押さえつけた。患者の右鎖骨付近に3センチの擦り傷があり、この際の暴力が原因の可能性があるという。
 看護師は主治医に「大声を出され、殴られそうになった」と報告したため、患者は同日午後3時50分ごろから翌11日午後4時25分ごろまで、病室の鍵を外からかけられて閉鎖処遇を受けた。11日午後、別の看護師がこの処遇の経緯を記した記録を見た際、病室に設置されたカメラの記録映像に男性看護師が殴られそうになる様子は確認されず、報告が虚偽と判明。同処遇は解除された。
 同病院は11日に男性看護師に聞き取ったところ、暴力を認め、「自分の身を守るためにとっさに行った」と釈明したという。同日から当面、自宅待機を命じるとともに、14日に患者と家族に謝罪した。
 山下俊幸院長は「信頼を損なう事態を招き、申し訳ない」とコメントした。
 同病院は、精神科病院として1945年に設立され、現在は外来のほか、256床の入院機能がある。
https://www.47news.jp/localnews/5616899.html

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