鳥インフル、東日本に波及 千葉で過去最多殺処分―感染リスク、春まで(25日)時事
千葉県いすみ市の養鶏場で24日、高病原性とみられる鳥インフルエンザの発生が確認された。今シーズンは西日本で猛威を振るっていたが、東日本の中でも有数の養鶏県に波及した形だ。今回一度に殺処分される鶏は116万羽と過去最多。鳥インフル感染のリスクが高まる季節は春まで続き、関係者の間で緊張が走っている。
養鶏場衛生管理「1割不備」 鳥インフルで全国点検―野上農水相
「全国的に発生リスクが極めて高い」。野上浩太郎農林水産相は同日夕に省内で開いた対策本部で危機感をあらわにした。
千葉は養鶏が盛んで、採卵鶏の飼育数は茨城県に次いで全国2位。今回発生した養鶏場は国内屈指の規模を誇り、農水省の指示で今月実施した自己点検でも衛生管理に問題はなかったという。
今回のウイルスも、過去の例と同様に渡り鳥が持ち込んだものとみられる。北海道や新潟県では野鳥のふんからウイルスが検出されている。農水省幹部は「東日本でさらに拡大する可能性は十分ある」と警戒。専門家を派遣し、感染ルートの解明を急ぐ。
殺処分の対象となった採卵鶏は今回の分も含め全国で計約400万羽に上るが、全体の2%にとどまり、現時点で卵の小売価格に目立った影響はない。ただ、感染がさらに拡大すれば供給が不安定になり、「値上がりする可能性もある」(JA全農たまご)との見方は少なくない。
鳥インフルは11月、香川県で国内養鶏場としては2018年1月以来、2年10カ月ぶりに感染が確認された。例年にないスピードで感染が広がっており、24日午後5時の時点で13県で発生している。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020122401088&g=soc
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