警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日 単位・レベル)
犯人引渡条約の拡大検討を
犯人引渡条約の拡大検討を
【治安うんちく】
コロナウイルス禍の最中になるだろうが、3月に京都市で大規模な国際会議が開かれるそうです。
世界各国の司法担当の閣僚らが出席して国際的な犯罪対策を話し合う「犯罪防止刑事司法会議」。30カ国から350人の出席が見込まれているという。
犯罪には国境が無いうえ組織が多国籍化、凶悪化、スピード化の傾向にあり、そうした犯罪組織も日本にも浸透している。
こんな事件があつた。あれは平成18年から21年にかけて、ナイジェリア人10人とカナダ人1人に日本人も加わって偽造クレジットカードを利用し、国内で電化製品を大量にだまし取っていた事件。実は偽造カードは欧米で発行されたカードデータが含まれていたことから世界的規模の事件となった。
さらに18年から21年にかけては欧州や中東など世界各国の貴金属店に客を装って侵入し、催涙スプレーを店員に吹きかけ店内から貴金属を盗むという犯罪組織「ピンクパンサー」による犯行が我が国でも相次いだ。
平成17年ごろからはナイジェリア人が多くの日本人に銀行口座を開設させ、米国をはじめ欧州で詐欺を働き、それで得た被害金の入金先として利用していた事件もあった。
令和に入っても訪日外国人が減っているのにもかかわらず、2年11月現在、重要犯罪、重要窃盗犯罪の検挙者が前年同期より54人も増えて511人を検挙している。
現在、我が国が犯罪人引き渡し条約を締結しているのは米国と韓国の2国だけ。イギリスでは120か国、フランスでも100か国など他国に比べれば無いに等しい。この際、全世界が可能にしてはいかがか?
特にテロ情報の共有、サイバー犯罪の捜査協力の強化は必要だ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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