警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日 単位・レベル)
放火犯の検挙が増えている
【治安うんちく】
なんと路上生活者の荷物に放火して逮捕された男がいる。
11月5日の午前1時ごろの話だ。東京は上野公園付近の道路で、72歳の路上生活者が路上に置いていた衣類や寝袋などにライターで火を付けたというのだ。逮捕容疑は建造物等以外放火と器物損壊。男は「道に物を置いてはいけない」として放火したと勝手な言い訳をしている。
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警察庁によると放火事件は認知軒数こそ減っているが検挙件数が多くなっているという。令和2年11月現在の認知件数は722件で前年より42件の減。ところが検挙件数は651件で同44件の増加だ。この結果、検挙率は90.2㌫で前年より10.7ポイントもアップしている。
ランキングは大阪の106件、東京の61件、愛知の42件、福岡の31件、兵庫の30件と続く。
山形が前年より17件増えたほか宮城も14件、岩手も13件増えるなど東北地方で29件の増加。
検挙率は秋田と宮崎が各200㌫、奈良と和歌山が各150㌫、愛媛が133,3㌫など100㌫超えが21道県あった。
低かったのは滋賀の50㌫、徳島の66.7㌫、大阪の67.9㌫、静岡の71.8㌫、石川の77.8㌫と続いた。
なお、認知件数トップの東京は前年より22.3ポイントアップして98.4㌫だった。
先日、火災が多いと書いたが、火の用心の徹底が必要だ。「放火」「放火の疑い」が出火原因でトップとあればなおさらだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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