警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
東京税関が年末特別警戒
【治安うんちく】
年末を迎えて旅行客の増加や貨物、国際郵便も増えることも予想されることから東京税関は密輸を取り締まる年末特別警戒に入っている。
福岡県や関東、関西の客に覚醒剤を販売していたとして8日には覚醒剤取締法違反容疑で横浜市の医療機器販売会社社員(53)と、同社代表で妻(32)の2人が福岡県警に逮捕されるなど警察による取り締まりも相次いでいるが、財務省によると覚醒剤の検挙件数、押収量が増えているという。
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全国の空港や港湾などで税関が令和元年に摘発した不正薬物の検挙件数は1046件、押収量は3318㌔グラムにのぼる。このうち最多は覚醒剤で2570㌔グラムと2トンを超えているというのだ。
平成22年が322㌔だったが、その後は増加して同28年には1501㌔と1トンを超えてついに令和元年には2トンを超えることになった。
密輸の形態をみると摘発件数で最も多かったのは航空旅客機利用が229件で前年より138件の増。次いで航空貨物利用が107件で同94件の増加。
これに対して海上貨物利用と船員らによる持ち込みはそれぞれ2件と少ない。
ただし、かつて北朝鮮からの密輸では海上で船同士が直接取引する「瀬取り」もあるほか、洋上に流して別の船が拾い上げるという手段もあり、まだまだ予断は許せない。
何よりも怖いのは一般社会人への浸透。そしてそれはもう始まっている。なんと小学校の校長(54)が自宅で覚せい剤を所持していたとして、兵庫県警に逮捕された。この人、教育者だよ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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