警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
悪の栄えたためしない
【治安うんちく】
とんでもない奴がいるもんだ。
★甲府税務署員を逮捕 持続化給付金詐取疑い―愛知県警(3日)時事
★国立印刷局職員2人を逮捕 持続化給付金詐取疑い、警視庁(2日)共同
★大阪国税OBの元税理士らを逮捕 持続化給付金詐取容疑で(1日)共同
★持続化給付金詐欺、暴力団組員と妻を逮捕(30日)TBS
★持続化給付金詐欺、少年への「指示役」逮捕(27日)TBS
これ、「コロナ詐欺」とでも言おうか、火事場泥棒なみに人の不幸に付け込んで自分の懐を肥やそうとする極悪人だ。
詐欺と言えば特殊詐欺だが、実は今年になり大きな変化が出ている。
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警察庁によると令和2年10月現在の特殊詐欺認知件数は1万1287件で前年同期に比べて2663件と大幅な減少。被害額は221億2539万2068円で同38億7631万5230円の減少だった。
特殊詐欺―以前は代表的なのがオレオレ詐欺。口座に振り込ませることから振り込め詐欺とも言われたが、口座が凍結されることから、「振り込み」から「受取型」に変わるなど形態が多岐にわたることから特殊詐欺と言われるようになった。ただし、警視庁では一時「母さん助けて詐欺」とも呼称していたほか、県警によっては「電話で詐欺」などとも言われている。
そのオレオレ詐欺は認知件数が1817件で3837件も減少した。それもそのはずだ。今年1月からオレオレ詐欺に含まれていた一部の手口を「預貯金詐欺」と呼称することになったのだ。
警察官や銀行協会員を名乗って電話をかけて「あなたの口座が犯罪に利用されているので交換手続きが必要だ」と称して、キャッシュカードやクレジットカード、預金通帳までだまし取るのだ。
その認知件数が3487件もあり、被害額は45億8941万6352円にものぼる。
さらにこんな手口も登場した。「キャッシュカードが不正に利用されている」として、その確認に訪れて、調べる振りをして盗んでいくことから「キャッシュカード詐欺盗」と呼称されている。それが2493件もあり被害額は34億6762万1716円にものぼっている。
勿論、これまで通り還付金詐欺や架空請求詐欺、ギャンブル詐欺もある。とにかくこの詐欺は煩雑過ぎて劇場型犯罪とも言われているほどで、それが被害者を多くしている要因でもある。
「官壁に防げる手だてがあればノーベル賞ものだよ!」と警察幹部と話して大笑いしたことがあった。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★持続化給付金1.6億円詐取か 容疑で申請役の男逮捕 福岡、大分県警 (5日)西日本
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/670617/
★持続化給付金詐欺で初 容疑の男2人逮捕 福岡、大分県警(4日)西日本
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