警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
侵入盗の検挙率アップ
侵入盗の検挙率アップ
【治安うんちく】
男は午前1時ごろから同7時ごろの間に侵入しており住人の女性(51)は就寝中だった。朝、起きて盗まれていることに気づき、防犯カメラの映像などから逮捕にこぎ着けた。
同じ泥棒にもいろんなやり口がある。住宅に誰もいないことを確認してから侵入して犯行に及ぶのを「空き巣」と言い泥棒で最も多い。
ところが今回のように就寝時に侵入しているのは「忍び込み」で、次に多い。そして最も少ないのが「居空き」。昼にも侵入することが多く、耳が不自由な方や高齢者だけが住んでいる家庭などを事前に調べ上げて犯行に及ぶことから、最も物騒な犯罪だ。
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警察庁によるとこうした侵入盗の令和2年10月現在の認知件数は3万8030件で前年同期に比べて9617件の減少。10月現在としては平成28年の6万3881件から連続で減少し続けており過去5年間で最も少なかった。
検挙人員は4838人で同56人の減。衝動的に泥棒するものもいれば、常習泥棒もいる。そして泥棒にとっては都県境はない。では、どこの都道府県が多いのか―ランキングをみると東京は662人、大阪は425人、愛知は324人、埼玉は261人、福岡は252人などと続く。減少傾向にあるのに東京が前年に比べて56人も多くなっているほか、茨城の+35人、千葉の+41人、北海道の+38人など増加した都道府県もある。
一方、検挙率は高く71.3㌫で前年より8.9ポイントもアップした。ランキングは石川の143.9㌫、東京の114.3㌫、福岡の112.8㌫、山形の100.8㌫、京都の106.1㌫など。
低かったのは愛知の43.5㌫、鹿児島の45.8㌫、岐阜の46.0㌫、千葉の46.1㌫、岐阜の46.6㌫など。
「忍び込み」や「居空き」は、住民が途中で気づいて泥棒と鉢合わせして、「居直り強盗」になることもあるので注意が必要だ。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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