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2020年11月18日 (水)

携帯に不審な中国語電話 日本人女性3600万円被害(18日)産経

振り込め詐欺に関連するとみられる中国語の自動音声電話が全国で相次いでいる問題で、埼玉県熊谷市の女性(50)が、音声に従って操作を進めた結果、現金3600万円をだまし取られる被害に遭っていたことが18日、県警への取材で分かった。女性は日本国籍だが、中国語が堪能だったため電話の内容を信じ込んでしまったといい、県警が特殊詐欺事件として捜査している。
 県警によると、女性の携帯電話に9月30日、「あなたは出入国ができない」といった中国語の音声ガイダンスが流れる電話があり、女性は指示に従って電話番号などの入力を行った。
 その後、中国大使館職員や「上海警察」を名乗る男女から電話があり、「詐欺事件の犯人として疑われている」「潔白を証明するために口座の残金を指定口座に振り込んでほしい」などと中国語で求められ、女性は数回に分けて指定された口座に現金を振り込んだ。
 県警によると、県内では中国語による不審な電話が他にも相次いでおり、今年3月以降、26件の相談が寄せられている。県警特殊詐欺対策室の担当者は、相談は「氷山の一角」に過ぎないという見方を示し「実際には相当の数の電話がかかっているのではないか」と指摘する。
 自動音声以外の手口も確認されている。10月下旬には、同県川口市の中国籍の女性(28)に中国大使館職員を名乗る女から「犯罪者に個人情報を売ったのではないか」「お金が必要になる」などの電話が数回あり、女性は11月4日、指定された口座に現金115万円を振り込んだ。
 捜査関係者は「中国語が分かる人を集めたリストがあるとは考えにくい。手当たり次第にかけているのだろう」と推測する。県警は中国語で記した注意喚起のチラシを作成したほか、20日には、中国人が多く居住する川口市のJR西川口駅周辺の飲食店などを回って警戒を呼びかける。
https://www.sankei.com/affairs/news/201118/afr2011180023-n1.html

(内田優作)

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