座間9人殺害、死刑求刑 検察「承諾なかった」(26日)日経
神奈川県座間市のアパートで2017年、男女9人の切断遺体が見つかった事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の裁判員裁判が26日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれ、検察側は死刑を求刑した。弁護側が最終弁論して結審する。
検察側は論告で、被害者が失神するまで抵抗を続けたという被告の供述は信用できるとして「殺害の承諾がなかったことに疑いを差し挟む余地はない」と指摘した。
被害者らはツイッターに「死にたい」と書き込むなどしており、殺害の承諾の有無が争点。弁護側は同意があったとして承諾殺人罪の適用を主張し、検察側と被告本人は承諾を否定している。
弁護側は責任能力についても「心神喪失か、刑を減軽する必要がある心神耗弱の疑いがある」と主張している。
起訴状によると、座間市の自宅アパートで17年8月下旬~10月下旬、女性8人に乱暴した上、男性1人を加えた9人をロープで首を絞めて殺害し、現金数百~数万円を奪ったとしている。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66656880W0A121C2000000/
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