ジャパンライフ元会長を追起訴 出資金8000万円余詐取した罪(29日)NHK
磁気治療器のオーナー商法などで多額の資金を集め、経営破綻した「ジャパンライフ」をめぐる詐欺事件で、東京地方検察庁は顧客から出資金、合わせて8000万円余りをだまし取ったとして、78歳の元会長を詐欺の罪で追起訴しました。
追起訴されたのは、経営破綻した健康器具販売会社「ジャパンライフ」の元会長、山口隆祥被告(78)です。
起訴状などによりますと、山口元会長は3年前の2017年、会社が大幅な債務超過に陥り配当の見込みがないのに顧客を勧誘し、男女11人から出資金、合わせて8000万円余りをだまし取ったとして詐欺の罪に問われています。
元会長は別の顧客からも出資金をだまし取ったとして、今月8日に起訴されていました。
一方、検察は詐欺の疑いで再逮捕されていた幹部13人のうち、元会長の次女ら12人を出資法違反の罪で起訴したほか、1人を嫌疑不十分で不起訴にしました。
検察は元会長らの認否を明らかにしていません。
「ジャパンライフ」によるオーナー商法の被害総額はおよそ2000億円に上るということですが、被害対策弁護団によりますと、元会長の個人資産はおよそ200万円しか見つかっておらず、被害者の救済の見通しは立っていません。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201029/k10012687351000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_008
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