AIで「フェイクポルノ」作成初摘発 容疑で2人逮捕(2日)日経
人工知能(AI)によって本物そっくりの動画を作成する「ディープフェイク」と呼ばれる技術を使ってアダルト動画を合成したとして、警視庁は2日、熊本市の大学生、林田拓海容疑者(21)と兵庫県三田市のシステムエンジニア、大槻隆信容疑者(47)を名誉毀損と著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。
警視庁によると、ディープフェイクを使った動画合成事件の摘発は全国で初めて。
2人は容疑を認めている。林田容疑者は「金をもうけたかった」と供述し、動画の有料配信により8カ月弱で約80万円の売り上げがあった。林田容疑者は約40人の芸能人の画像を合成した約250本の動画を作成。大槻容疑者は同様に約90人分で1千本超の動画を作っていた。
逮捕容疑はそれぞれ自宅のパソコンでディープフェイク技術を使い、アダルトビデオの顔の部分を女性芸能人にすげ替えた合成動画をインターネットで配信。アダルトビデオ制作会社の著作権を侵害し、女性芸能人の名誉を毀損した疑い。
ディープフェイクは特定の人物の写真などをAIに大量に読み込ませ、本物のような動画を作成する技術。2017年に米企業が運営するインターネット掲示板に著名女優らの顔をはめ込んだポルノ動画が投稿され、ネット上に拡散した。投稿者のハンドルネームからディープフェイクの呼称が使われるようになった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64515850S0A001C2CE0000/
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