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2020年10月 7日 (水)

電気・ガス点検装う強盗、全国で多発…被害防ぐために必要な「3つのポイント」(7日)読売

電気やガスの点検業者を装って住宅に侵入し、現金などを盗む事件が全国で増えている。茨城県内でも9月下旬、石岡市で同様の事件が発生した。金品を盗まれる恐れのあった事例も、少なくとも3件確認されている。正規業者なら実施する点検の事前連絡は、4件ともなかった。茨城県警は「まずは家に入れないことが大切。事前の知らせがない点検であれば、すぐに110番してほしい」と呼びかけている。
 石岡市では9月28日、80歳代男性の自宅に若い男2人が電気点検業者をかたって侵入した。男性が2階で男の点検に付き添っている間、1階にいたもう1人の男に現金数十万円の入った金庫を盗まれた。
 男2人は上下白色の作業服を着ており、白色のマスクを着用していたという。
 日立市内では29日、3件の不審な訪問があった。「自宅のブレーカーを点検します」。午後2時頃〜同4時半頃、ベージュ色の作業服に「関東電気保安協会」と書かれた名札を首からぶらさげた小太りの男が、70〜80歳代の男女3人の自宅を訪問してきたという3人のうち、80歳の女性は1階で作業中の男に「2階に行って電気がついているか確認してくるので、ここにいてください」と言われたが、不審に思って断った。名刺を提示するよう求めると、男は「後で市役所から広報がある」と言って立ち去った。
 日立署は、男が金品を盗む目的で身分を偽って自宅に侵入した可能性もあるとみている。東京都や神奈川県では、ガスの点検業者を装って住宅に侵入し、手足を粘着テープなどで縛って金品を奪う強盗事件も発生している。

突然の訪問 まず疑って

 被害を防ぐためにはどうしたら良いのか。点検業務に携わる関東電気保安協会の担当者は「突然の訪問などで点検が本当かどうか気になった場合は、協会に問い合わせてほしい」と話す。協会は4年に1回、「電気の安全調査」を行っている。突然訪問することはなく、事前に調査の日時や担当者の氏名を記したビラを配布しているという。
 県警も「いきなりの点検訪問は、疑ってかかってほしい」と警鐘を鳴らす。110番した結果、本当の点検だったと判明しても問題はない。「被害に遭ってからでは遅い。ためらわず通報を」と呼びかけている。

■服装で信用しない

 作業服姿で名札や名刺を提示されても、服などが偽物の恐れがある。見た目だけの判断は禁物だ。「近くで工事がある。あいさつをしたい」。こうした口実の訪問も要注意だ。県警は、家に招き入れる前に相手の氏名や会社名を確認し、警察や業界団体などに通報するよう勧める。
 本当の工事なら、周辺地域にも「あいさつ」に回っている可能性がある。近所の人に聞いて、真偽を確かめることも有効だ。

■すぐに上げない

 石岡市の事件では、2人組が自宅に来た。住人が2人の動きを同時に把握することは難しい。家に上げてしまうと、相手が態度を一変させて強盗事件に発展する恐れもある。県警の担当者は「すぐに家に上げないでほしい。チェーン越しの応対も有効だ」と話す。
 訪問の事前連絡を電話で受けても、油断はできない。協会によると、連絡は原則、電話ではなくビラの配布などで行うからだ。この場合、電話口で伝えられた連絡先は、犯人側の番号かもしれない。料金明細書に記載された電話番号に問い合わせるなど、口車に乗せられない工夫が求められる。

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1007/ym_201007_0420501097.html

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