警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(26、27日 単位・レベル)
点検強盗逮捕
【治安うんちく】
電気やガスの設備点検、中には消防点検を装って民家に侵入して、住民を縛ったうえに現金を奪うという「点検強盗」が首都圏をはじめ全国で相次いでいる。
そんな最中の26日、ガス点検を装って東京都足立区の高齢夫婦宅を訪れ、2人を縛り上げたうえ現金などを奪ったとして、川崎市の27歳と24歳の男が警視庁に逮捕された。
2人の男はツイッターの「闇バイト」に応募したもので初対面。「指示役の言う通りにやった」などと容疑を認めている。
ところが、同日に東京・目黒区のマンションの部屋に、宅配業者を装って2人組の男が押し入り、約500万円が奪われる事件が発生。やはり、一連の強盗はいくつかの組織が絡んでいるものと見られる。
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警察庁によると令和2年9月現在の強盗事件の検挙件数、検挙人員が増えている。
認知件数は1088件で前年同期より60件の減少だが、検挙件数は1019件で同47件の増。検挙人員も1173人で同62人の増加。
認知件数のランキングは東京の205件、大阪の137件、埼玉と神奈川の103件、千葉の77件など。
検挙件数のランキングは東京の196件、大阪の130件、神奈川の95件、埼玉の90件、千葉の71件など。
検挙件数と人員が増えれば当然検挙率もアップする。前年より9ポイントアップの93.7㌫だった。
ランキングは三重の171.4㌫、山口と滋賀の各150㌫、岐阜の142.9㌫、和歌山の140㌫と続く。トップの三重は前年より80.5ポイントもアップしたほか、岐阜も70.7ポイント、和歌山も56.7ポイント、滋賀も72.2ポイント、山口も50ポイントとそれぞれアップ。100㌫超えが24県もあった。
低かったのは山梨の50㌫、鹿児島の60㌫、石川の66.7㌫、熊本の75㌫、栃木の77.8㌫と続いた。認知件数トップの東京は95.6㌫だった。
それにしても「点検強盗」―1日も早い検挙に期待したい。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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