警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
薬物事犯の検挙が増加
【治安うんちく】 暴力団による覚醒剤や大麻など薬物事犯の検挙が減っているのに対して、全体的には増えていることが分かった。それだけ一般社会に浸透しているのか疑問ではあるが……
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警察庁によると令和2年8月現在の特別法犯の検挙件数は4万5127件で前年より1469件の減少。
ところが大麻取締法は171件も増えて3560件になった。暴力団の検挙件数は71件減の672件だったので暴力団以外の検挙が増えたことになる。さらに覚醒剤取締法では暴力団の検挙は247件も減って3148件だったが、全体的には44件増の7317件となっている。
このように、暴力団の検挙件数が減ったのは地下に潜ったため捜査が困難になったのか、あるいは事件数そのものが減少したのかは定かでない。
それにしても大麻取締法だが、今年上半期では年齢的にみて若年層の増加が著しく20代未満と20代が全体の7割近くを占めたという報道もあり、薬物犯罪は深刻な状況になっている。
その他では、入管法が367件増の4334件、ストーカー規制法が88件増加して658件になり、廃棄物処理法が229件も増えて4026件になってしまった。
これに対して迷惑防止条例が1019件も減少して4679件になったり、児童買春児童ポルノ法が399件減の2122件、風営適正化法が249件減の619件になっており、さらに軽犯罪法や青少年育成条例なども減ったことから総数を引き下げているだけなのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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