警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位・レベル)
新たな略取の手法だ
【治安うんちく】
子供に対する声かけによる110番通報の警視庁メールが多い。歩いていて下校中の子供にうっかり「お帰り」なんて言ったら110番されることだろうと思うと、なんとなく避けて通行してしまう。昭和の時代のあの「地域社会のコミュニケーション」はどこに消えたのか…
横浜市で9月2日から行方不明になっていた9歳の女の子が5日、東京都内で無事に発見され、38歳の男が未成年者誘拐容疑で警察に逮捕された。女児は横浜市青葉区の小学4年生。自宅近くの公園で友人らと遊んだあと行方不明になっていた。男は女児を車で連れ去ったという。防犯カメラの映像などから割り出したもの。
どうやら、ネットのゲームで知り合った仲だというが9歳の女児だぜ?
誘拐―もはや街頭などからの略取だけではなく「ネットの繋がり」という新たな手段が登場したようだ。
… … … … …
警察庁によると令和2年7月現在の略取誘拐・人身売買事犯の認知件数は195件で前年同期より22件の増加。7月現在として減少傾向にあったのだが…
認知件数のランキングは大阪の24件、埼玉の23件、愛知の22件、東京の19件、兵庫の13件と続く。前年に比べて増加したのは埼玉の16件、愛知の11件、静岡の6件など。
一方、検挙率は89.7㌫で前年より3ポイントのアップ。ランキングは滋賀の400㌫、神奈川の200㌫、宮城の133.3㌫、大分の125㌫と続き、100㌫が16県もあった。参考までに東京は94.7㌫だった。
これに対して低かったのは京都の50㌫、岐阜の60㌫、静岡と香川の各75㌫、兵庫の76.9㌫など。発生があっても検挙が0件は鹿児島だけだった。あくまでも途中の数字だから気にすることはないが…
事件を担当していたころ、最も卑劣な事件は「身代金目的の誘拐」だった。事件が解決するまで取材活動をいっさいできなかった。検挙率が100㌫に近いためか、平成16年以降は発生していない。犯人にとっては得することはないという〝やり損〟。ネット社会の捜査力のアップが必要だ。ハッカーを警察官に採用せよ!
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★第三者への相談で気付く 特殊詐欺防いだ4割、即見破れず (4日)共同
★埼玉の78歳男性、650万円詐欺被害(4日)産経
★目の前でカード切りだます 350万円被害、札幌 (1日)産経
★定額給付金でなりすまし詐欺 急造システム、確認に穴か(31日)日経
★定額給付金でなりすまし詐欺 急造システム、確認に穴 (30日)日経
★さいたま市・大宮の商店街で女子高校生が特殊詐欺被害防止を訴える放送 (29日)TBS
★「そんな金融機関知らない」…国際ロマンス詐欺防ぐ 郵便局員お手柄(29日)西日本
★キャッシュカード 偽物とすり替え詐取、逮捕の男「コロナで仕事減り・・・」 (29日)TBS
★給付金詐欺 3分の2が申請者に(28日)NHK
★プリカ詐欺にご注意(26日)西日本
« 警視庁管内体感治安レベル2 | トップページ | 警視庁管内体感治安レベル2 »
「 警視庁管内 体感治安度数」カテゴリの記事
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.11.04)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.11.03)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.11.02)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.11.01)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.10.31)
コメント