工藤会トップらの接見禁止解除 6年ぶり(8日)西日本
特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件を巡り、殺人などの罪に問われている同会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(64)の約6年間にわたる接見禁止が解除されたことが7日、関係者への取材で分かった。裁判所は刑事訴訟法に基づき、勾留中の容疑者や被告に証拠隠滅の恐れがある場合、職権や検察官の請求で接見禁止の処分を行う。弁護人は対象にならない。両被告は2014年9月に逮捕されて以降、接見禁止が続いていた。
関係者によると、両被告の接見禁止は、被告人質問が終わった翌日の9月4日午後10時が期限だった。福岡地検は「証拠隠滅の可能性がある」として接見禁止を引き続き求めたが、福岡地裁は却下。福岡高裁への抗告も棄却され、同日付で接見禁止は解除された。
今後は、検察側の論告を来年1月14日、弁護側の最終弁論を同3月11日に予定。実質的な審理が終わったことから、裁判所側は証拠隠滅の恐れがなくなったと判断したとみられる。
地検は「福岡県警とも協力し、適切に対応していく」としている。
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