手配容疑者の現在予測 AI活用、サイト開設―ヤフーなど(30日)時事
ヤフーなどは30日、人工知能(AI)を活用して指名手配容疑者の現在の姿を予測し、情報提供を呼び掛けるサイト「TEHAI」を開設した。警察庁から協力を得た初の試み。指名手配から長期間が経過した容疑者は、老化などで外見が変化している。しかし、ポスターなどの写真は古いままという課題があり、同庁も今回の取り組みに期待を寄せている。
サイトはヤフーと電通グループ子会社の「電通デジタル」、予測画像の作成などを担った「パーティー」の3社が開設した。AIを活用した社会貢献を目指す中で警察庁に企画を提案し、写真や情報の提供を受けて実現。同庁が重要指名手配容疑者に指定する5人の予測画像を掲載した。
内訳は見立真一(41)=2012年の東京・六本木の男性殺害=、小暮洋史(51)=1998年の群馬県高崎市の一家3人殺害=、小原勝幸(40)=08年の岩手県宮古市の女性殺害=、上地恵栄(64)=05年の東京都三鷹市の居酒屋チェーン副店長殺害=、宮内雄大(44)=13年の山梨県山梨市の強盗致傷=各容疑者。
大量の顔写真データを学習した複数のAIを使い、容疑者ごとに体形の変化も踏まえた九つのパターンの現在を予測した。
警察庁の重松弘教・刑事企画課長は「情報を広く提供していただき、一日でも早く検挙できればと期待している」とコメントした。
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