男2人を拘束、テロ事件として捜査 パリ(26日)TBS
5年前、テロ事件があったフランス・パリの週刊紙「シャルリエブド」の元本社の前で、2人が刃物で切りつけられ、重傷を負いました。
「先ほど事件が起きた現場です。この奥、現在、警察によって封鎖されています。複数の警察車両、救急車両が止まっています。現場は緊迫しています」(記者)
警察などによりますと、25日、パリ中心部の週刊紙「シャルリエブド」の本社があったビルの前で、ビルに入居するテレビ制作会社の男女2人が突然、刃物で切りつけられました。命に別状はありませんが、頭や胸などを切られ重傷です。警察は容疑者の男2人を拘束、テロ事件として捜査しています。
現地メディアによりますと、拘束されたうちの1人が実行犯とみられ、18歳のパキスタン人だということです。
「シャルリエブド」は今月、5年前のテロ事件の公判が始まるのにあわせ、テロのきっかけとなったイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を再度掲載し、パキスタンなどイスラム教国から反発が起きていました。
「報道の自由への揺るぎない決意と、テロと戦う断固たる意志を改めて強調したい」(フランス キャステックス首相)
「シャルリエブド」は、「こうした行為の背景にある犯罪的なイデオロギーに決して譲歩してはならない」とコメントしています。
« 東京都 感染症対策の新拠点となる組織「東京iCDC」立ち上げへ(26日)NHK | トップページ | 強制わいせつ未遂の疑いで逮捕のベトナム人男性を不起訴、東京地検(26日)TBS »
「公安・情報・警備(国内外テロ事件・情報 スパイ、北朝鮮関連など)」カテゴリの記事
- 福井県議「テロ組織関係者も入国」 ウクライナ避難民に(28日)産経(2022.06.28)
- アフガン、テロ温床の懸念 公安庁が国際要覧を公表(28日)共同(2022.06.28)
- 連合赤軍が残した深い傷 政治の時代の終わりとサブカルへの違和感(20日)朝日(2022.06.20)
- “スパイ”はすぐそこに… 狙われる日本の先端技術(19日)NHK(2022.06.19)
- 「あさま山荘事件」から50年 時代背景や教訓考えるシンポ(19日)NHK(2022.06.19)
« 東京都 感染症対策の新拠点となる組織「東京iCDC」立ち上げへ(26日)NHK | トップページ | 強制わいせつ未遂の疑いで逮捕のベトナム人男性を不起訴、東京地検(26日)TBS »
コメント