2人の逃亡犯、南アで別々の場所に潜伏していたか(4日)TBS
17年前、東京・奥多摩町などで高級クラブ元店長の男性の遺体がバラバラに切断された状態で見つかった事件で、事件を首謀したとして国際手配され、南アフリカに逃亡していた男が警視庁に逮捕されました。17年間、どんな潜伏生活を送ってきたのでしょうか。捜査本部がある高井戸警察署からの報告です。
17年間、南アフリカに潜伏し、逃亡を続けていた紙谷容疑者は2日、ヨハネスブルグを発って、3日夕方、成田空港に到着しました。紙谷容疑者は事件当時は29歳でしたが、今は46歳。指名手配の写真と比べ、髪型も変わり、少し頬がこけ、やせている印象でしたが、帰国して安心したのか、まっすぐ前を見据え、足取りもしっかりとしていました。
今回、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、容疑者を南アフリカから1人で帰国させるという、凶悪事件の容疑者としては異例の措置がとられました。紙谷容疑者はマスクとフェイスシールドをつけたまま空港内を移動し、感染防止を徹底するために防護服を着た捜査員らの車に乗り込んだあと、逮捕されました。
捜査関係者によりますと、一連の連続殺人事件を首謀した松井容疑者とは南アフリカでは別々の場所で潜伏していたとみられるということです。死刑制度のある日本に身柄の引き渡しをしないとされる南アフリカに逃亡していた紙谷容疑者ですが、「日本に帰りたい」と自ら出頭後、警視庁と外務省が協議を進めるなどしてスピード帰国となりました。今後、本格的な取り調べが行われます。
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