警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２２、２３日　単位・レベル）
賭博の検挙者が増えている
【治安うんちく】
　こんな驚きの報道があった。共同通信によるものだが、北九州市の特定危険指定暴力団工藤会の組員が激減しているというのだ。さらに組事務所も解体され跡形もないという。福岡県警が壊滅作戦に乗り出してから６年目になる大きな成果だろう。
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　警察庁によると令和２年８月現在の暴力団犯罪の検挙件数と人員数をみると刑法犯の件数は７４９２件で前年同期より５４８３件の減少。
　最も減ったのは窃盗犯で同４２８８件も減り３４３５件になった。次に減ったのは詐欺で－５７６件の９３１件。傷害事件も－１４５件の８８０件。勿論凶悪事件も殺人が－８件の３０件、強盗が－１９件の６７件、強制性交は２０件と変わらないが、放火が１件増の９件となっている。
　検挙人員は総数で７００人減の４５８７人だが、賭博が３２人増の１２８人、威力業務妨害が１７人増の３６人など罪種によっては増えている。
　一方、特別法犯だが、覚醒剤取締法が２４７件減の３１４８件、大麻取締法も７１件減の６７２件になるなど薬物事犯が減少しているのに対して、売春防止法が２５件増の３３件、暴力団排除条例が２０件増の３８件になり、総数では４１９減の４８１４件だった。
　認知件数が減少傾向にあるとは言え、新型コロナ禍で収入が減った人などを対象とした無利子の貸付金をだまし取った元暴力団組員の男が警視庁に逮捕されるなど、彼らにしてみれば手を変え品を変えるなど必死にもがいている最中。潰すには逆に今がチャンスなのかもしれない。
　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

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https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4083326.html

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