三重・介護疲れで娘（４４）を母親（７１）が殺害（２０日）TBS

　４４歳の病気の娘を殺害したとして、７１歳の母親が逮捕されました。母親はこの事件の直前にも、娘の介護に疲れ、無理心中を図ろうとしていたことがわかりました。
　逮捕された三重県四日市市の山本良子容疑者（７１）は、今年６月、娘の恵美さん（当時４４）を三重県内の宿泊施設の浴槽で溺死させた疑いが持たれています。
　良子容疑者は調べに、「娘の世話をするのに限界で楽になりたかった。一緒に死のうと思っていた」と話しているということですが、捜査関係者によりますと、事件の１週間ほど前にも、福井県で無理心中を図ろうとし保護されていたことがわかりました。
　「病院にずっと母自身もいたから、看病が大変だった。ストレスが溜まって、（娘が）脳梗塞になったときに、そのまま放置しておけば良かったと言っていた」（母娘を知る人）
　恵美さんには障害もあったということで、警察は介護疲れの末の犯行とみて調べています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4057407.html