観客制限でチケット「プレミア化」懸念 高額転売や詐欺に警戒感(13日)産経
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてスポーツ・コンサート観戦やテーマパークで入場制限が行われているのに伴い、チケットの不当転売や詐欺行為への懸念が高まっている。平時よりチケット枚数が減って「プレミア化」し、争奪戦が過熱する恐れがあるためだ。警察当局は警戒を強めており、国民生活センターも「チケットは正規ルートで入手してほしい」と呼びかける。(吉沢智美)
新型コロナの感染拡大を防ぐため、プロ野球とサッカーJリーグでは無観客での開催を選択。7月10日からは観客を入れた試合が解禁されたが、5000人か定員の50%のいずれか少ない方を上限とする制限を設けており、音楽のコンサートでも同様の措置がとられている。
大勢の人が集まるテーマパークも同様で、東京ディズニーランドでは入園者を通常の半分以下に抑えるなどして7月1日から営業を再開している。
入場者自体を絞っていることで、希少なチケットが高値で転売される恐れもあり、運営側は神経をとがらせる。Jリーグの川崎フロンターレでは、紙のチケットで観客と係員が接触することによる感染を防ぐためチケットを電子化。観客はスマートフォンなどに配信されたQRコードを専用端末にかざすなどして入場する仕組みだ。
チームの担当者は「過去にない条件の中での試合。観客が来るのかという不安もある」と本音をもらし、「オンラインであれば転売しづらくなる。転売防止にもなるのでは」と話す。
スポーツやコンサートなどの公演をめぐっては、昨年6月にチケットの不正転売を禁じる入場券不正転売禁止法が施行された。
https://www.sankei.com/affairs/news/200813/afr2008130001-n1.html
« 米警察の信頼、過去最低(13日)西日本 | トップページ | 住宅で89歳女性が胸刺され死亡 広島(13日)産経 »
「一般ニュース(季節、話題、政治)」カテゴリの記事
- 県警、返還拒む男性を任意聴取 4630万円誤送金―山口(16日)時事(2022.05.16)
- 東大寺大仏殿で汚損修復 文化庁「水溶性の液体」(16日)共同 (2022.05.16)
- 地位協定、阻む捜査の壁 「運用改善」も米側に裁量―識者「国民的議論を」・沖縄復帰50年(16日)時事(2022.05.16)
- 「沖縄も大阪も大切な場所」 県人会が復帰50年行事(16日)時事(2022.05.16)
- 復帰50年、平和な沖縄誓う 岸田首相「基地負担軽減に全力」―2会場で式典、両陛下はオンラインで(15日)時事(2022.05.15)
« 米警察の信頼、過去最低(13日)西日本 | トップページ | 住宅で89歳女性が胸刺され死亡 広島(13日)産経 »
コメント