警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
略取誘拐が増える
【治安うんちく】
東京・三鷹市で、21日夜に解体中の無人の家屋が全焼する火事があった。警視庁が出火原因を調べており、近く、放火か否かは分かるだろう。
幸い、近隣に燃え移ることは無かったが、もし放火なら殺人や強盗と合わせて体感的にも恐怖感を与える事件となる。警察では、こうした犯罪は治安情勢を観察する際の指標となることから重要犯罪としているが、幸いにも減少傾向にある。
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警察庁によると令和2年7月現在の重要犯罪の認知件数は5081件で前年同期より605件の減少。平成28年の6648件から連続で減少し続けている。
内訳をみると最多は強制わいせつで2261件、強盗が856件、殺人が551件、放火が459件、略取誘拐・人身売買の195件と続く。
強制わいせつが前年に比べて463件も減少したのをはじめ、放火で-54件、強制性交で-42件、強盗-37件、殺人で-31件とほとんどで減少しているが、略取誘拐・人身売買だけが22件も増加している。
認知件数のランキングは東京の749件、大阪の637件、埼玉の364件、神奈川と愛知の各330件と続く。
一方、検挙率は高く90.5㌫でしかも前年より7.6ポイントもアップした。ランキングは山梨の122.7㌫、和歌山の119.4㌫、福島の112.8㌫、沖縄の109.8㌫、秋田の108.3㌫と続き、100㌫超えが12県もあった。
認知件数最多の東京は97.3㌫で前年より5.5ポイントもアップした。
低かったのは京都の69.4㌫、茨城の72.9㌫、富山と高知の各78.3㌫、大阪の79.0㌫などだった。
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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