警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（２１、２２日　単位・レベル）

凶悪犯少年が増える

【治安うんちく】

　刑法犯の検挙少年は減少傾向にあるのだが、１日あたりに換算すると５０人近くが検挙されており、まだまだ課題は多い。以下は最近、少年が絡んだ主な事件である。

★中学生に大麻販売容疑　１７歳少年を逮捕―三重県警（１９日）時事

★三重の中3男子自殺、再調査へ　志摩市が別の第三者委設置（１９日）共同

★オートバイで暴走の疑い　少年１３人を摘発　神奈川県警（１７日）産経

★高齢女性からキャッシュカード詐取疑い　岩手の少年逮捕（１３日）産経

★盗撮目的で同級生宅侵入　容疑で高１男子生徒逮捕　奈良県警（１２日）産経

★応募した「闇バイト」は高齢女性襲う強盗　実行役少年逮捕（１２日）共同

★高齢者狙い１０００万円だまし取ったか、少年２人逮捕（５日）TBS

　強盗から詐欺、薬物事犯、交通関係まで大人顔負けと言っても過言ではない。

…　…　…　…　…

　警察庁によると令和２年７月現在の刑法犯検挙少年数は１万０３８８人で前年に比べると５１３人の減。平成２８年が１万７８１８人だから４年間で７４３０人も減っている。とは言え、１日当たりにすると５０人近くが検挙されている。

　総数は減っているのだが、残念なのは凶悪犯の増加だ。３２０人の検挙で前年同期より８４人の増加。最も増えているのは強盗で６８人増の１９２人。放火が１２人増の２６人、殺人は７人増の３０人だった。

　その他では粗暴犯が１７６４人の検挙で同１６０人の減。窃盗犯は５５８５人で同４６４人の減。知能犯は８４人も減り４００人の検挙。詐欺犯が７８人も減って３５２人だった。風俗犯も４５人減の２０４人。

　少年犯罪―減ってはいるが、本来なら１件もあってはならないもの。プライバシーとか人権とかで、その人物の過去が明らかになることが少な。犯罪を起こせば「前科」は一生涯ついてまわるものを教える必要がある。

　首都・東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

★京都から上京し「受け子」していた男逮捕 （２２日）TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4057825.html

★「当たり馬券サイト」に登録、情報料名目で４７３万円だまし取られる（２０日）読売

★携帯電話の不正契約容疑で逮捕、特殊詐欺に悪用か　警視庁 （１９日）産経

★高齢者引き出し上限20万円　豊川信金、特殊詐欺で独自対策 （１９日）日経

★「テレワークで残業手当なくなり」　高齢者の現金詐取容疑 （１７日）共同

★新型コロナ禍でも多額被害　特殊詐欺抑止へ官民会議 （１７日）共同

★「謝礼3000円」実は借金アンケート　学生が高額請求被害（１６日）日経

★アプリで出会い１０００万円以上詐取、「１００人ほどの女性だました」（１４日）TBS

★「持続化給付金」詐取か 神戸市などの3人逮捕 申請は100件以上 （１３日）NHK

★特殊詐欺被害防止へ、「防犯機能付き電話」を貸し出し （１１日）TBS

★持続化給付金めぐる詐欺 神奈川県内で未遂含め10件以上（８日）NHK

★【独自】婚活アプリで知り合い８００万円詐欺（７日）TBS

★特殊詐欺男２人逮捕、職務質問お手柄（７日）TBS

★「ブラックマネー詐欺」日本でも 社長から2500万円盗んだ疑い（６日）