警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
特殊詐欺の検挙件数が増加
【治安うんちく】
80代の女性からキャッシュカード3枚などをだまし取った21歳の男ら2人が警視庁に逮捕された。、青梅市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード3枚などをだまし取った疑い。男たちは犯行後に池袋駅近くで車を運転していたが、パトカーを見て急に速度を上げたことから、車の動きを不審に感じた警察官が職務質問。男の下着の中から被害者のカードを発見し逮捕となった。
さらに、関東地方に住む高齢者を狙って、1000万円をだまし取ったとみられる会社員の少年ら2人が、警視庁に逮捕された。
なんと、少年らは宮城県と岩手県に住んでいて、逮捕容疑は神奈川県鎌倉市に住む女性(82)から、警察官などを装いキャッシュカード3枚を受け取り、現金120万円を引き出した疑い。少年は新幹線で上京、事件後にも別の高齢者を狙って犯行を計画していたという。JR東京駅で不正乗車に駅員が気付いたため、事件への関与が発覚したもので、警視庁はさらに余罪の裏付けを進めている。
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警察庁によると令和2年上半期(6月)の特殊詐欺の検挙件数は3451件。認知件数の6861件から勝手に計算すると検挙率は50.29㌫になる。前年同期が8018件の認知件数に対して検挙は2949件だから率は36.7㌫。ということは、前年より13.5ポイントアップしたことになり、認知件数が減り検挙率がアップするという理想的な展開になっている。
先日も書いたが、かつては主流だったオレオレ詐欺が激減してキャッシュカード詐欺盗が増加しているがその検挙状況は…
今年のカード詐欺盗は1705件の認知に対して検挙件数は1250件。ということは検挙率は73.3㌫になる。前年は1393件に対して519件の検挙なので率は37.2㌫。これは36.1ポイントのアップだ。
一方、激減したオレオレ詐欺は認知件数1041件に対して検挙は1014件で率はなんと97.4㌫になる。前年が3575件に対して1510件の検挙だから率は42.2㌫。実に55.2ポイントもアップしたことになる。
検挙に勝る防犯は無し…だといいのだが…
首都・東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★【独自】婚活アプリで知り合い800万円詐欺(7日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4047524.htm
★特殊詐欺男2人逮捕、職務質問お手柄(7日)TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4047163.html
★「ブラックマネー詐欺」日本でも 社長から2500万円盗んだ疑い(6日)
★臨床心理士かたり給料詐取容疑 足立区職員の女逮捕(4日)産経
★高齢者狙い1000万円だまし取ったか、少年2人逮捕 (5日)TBS
★NTTの関連会社かたる不審メール多数 宮崎県内 県警が警戒呼びかける(3日)西日本
★特殊詐欺「受け子」疑いで大学生逮捕 金融庁職員装う、北海道(2日)産経
★特殊詐欺減少だがコロナ関連多発(2日)NHK
★特殊詐欺グループ「出し子」の男を逮捕(1日)TBS
★他人のクレカ情報で航空券不正購入、無職の男を逮捕(31日)TBS
★千葉・松戸市から健康保険証など詐取、男2人を逮捕 (30日)産経
★サイト利用料架空請求 にかほの男性が130万円の詐欺被害 (31日)共同
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