豪雨被災地 地元高校生が片づけのボランティア 福岡 大牟田（１８日）NHK

記録的な豪雨で大きな浸水被害が出た福岡県大牟田市では、地元の高校生が片づけのボランティア活動に参加しました。 ボランティアに参加したのは大牟田市にある県立三池工業高校のソフトテニス部の生徒18人と教師2人で、18日午前、大きな浸水被害が出た大牟田市三川地区の集会所を訪れました。
新型コロナウイルス対策として生徒たちはマスクをつけて手の消毒を徹底し、互いに声を掛け合いながら水につかって使えなくなった畳や家具などを協力して運び出していました。
大牟田市ではおよそ2800棟の住宅などが浸水被害を受け、活動を行った集会所も、1メートル50センチほどまで水につかったということです。
集会所を管理する尾崎優次さんは「高齢者だけではとてもできない作業でした。若い高校生が関心をもって応援してくれるのは非常にありがたいです」と話していました。
また、活動を行った高校2年生の覚知湧樹さんは「学校の中にも被害を受けた生徒が いて多くの人が困っていることがわかりました。自分たちができることは少ししかありませんが、地域の人に元気を与えられるよう頑張りたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200718/k10012522011000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_002