和歌山「毒物カレー事件」から22年 現場の空き地で静かに祈り(25日)NHK
平成10年、和歌山市で4人が死亡した「毒物カレー事件」から25日で22年になります。現場となった空き地には地元の人が訪れ静かに祈りをささげました。
平成10年7月25日、和歌山市園部の夏祭りの会場で、カレーを食べた小学生を含む4人が死亡し、63人がヒ素中毒となった「毒物カレー事件」では、近所に住む林真須美死刑囚(59)が殺人などの罪に問われ、平成21年に死刑が確定しました。
林死刑囚は、再審=裁判のやり直しを求め、現在、最高裁判所に特別抗告しています。
事件から22年となる25日、今は空き地になっている夏祭りが開かれた現場に地元の人が訪れ、雨が降る中、花束をたむけたあと静かに手を合わせ祈りをささげていました。
この空き地では、地元の自治会が事件の翌年から、毎年、慰霊祭を開いてきましたが「静かに命日を迎えたい」という遺族からの要望で10年前からとりやめています。
空き地で手を合わせた「カレー事件被害者の会」の杉谷安生副会長(73)は「今でも当時のことが鮮明に浮かんできます。亡くなった人を思うと胸がいたく、怒りと悲しみを感じます。風化させないように、献花には来られるかぎり来たいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200725/k10012532021000.html?utm_int=news_contents_news-main_001_relation_002
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