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2020年7月21日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
検挙率は?
【治安うんちく】
2009_1228_222559212_20200721205001 F1015670  特殊詐欺―件数は減少しているものの、依然として高い数字で推移している。振り込みから受け渡し、カード盗など形態がクルクル変わり、中には車両で移動しながら拠点を変えるなどまさに〝劇場型〟といわれるだけある。
 ところが今度は、都内の民泊住宅を拠点に詐欺を働いていたグループ8人が警視庁に逮捕された。使われていた東京・新宿区の住宅。警視庁が捜索に入ったところ、室内からは多数のスマートフォンや名簿、だましのマニュアルが見つかったという。
 とにかく、犯罪の抑止は検挙に勝るものはない。そこで、警察統計で特殊詐欺の検挙率は出していないが、発表されている数字で、勝手に検挙率を出すと次のようになる。
 このところ警視庁メールで目立っているのが還付金詐欺。一時は振り込め詐欺の中枢にあったオレオレ詐欺は鳴りを潜めているが、変わって威勢を増してきたのがキャッシュカード詐欺盗。
 警察の統計ではないが、発生に対して検挙率の高いのはどんな手口かを計算してみた。
 令和2年5月現在で最も検挙率が高かったのは、減少傾向にあるオレオレ詐欺で105.2%。2番目が勢いのあるキャッシュカード詐欺盗で63.0%。これにギャンブル詐欺の43.1%、融資保証金詐欺の40.5%などと続く。
 「まさか」という坂があるなら、検挙の増加により発生が減ったオレオレ詐欺のように、警視庁のアジト摘発のあったキャッシュカード詐欺盗も治まってくれれば良いのだが…
 そして、還付金詐欺の検挙率は27.6%と低い。勿論、最も低いのは預貯金詐欺で17.5%。カードを盗むという手口的にみるならキャッシュカード詐欺盗と似ているのになんで検挙率が低いのか…
 とにかく、新型コロナウイルス禍の混乱期に付け込む詐欺―次々に登場する手口に付いていけないのかも知れない。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4033616.html

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